傷ついた動物保護のためのチーム、発足へ:過去6ヵ月間で2頭のチーターが死亡
2014年06月09日付 Jam-e Jam 紙

 環境庁の自然環境・生物多様性担当次長は昨日、同庁の他の責任者らとともに「環境週間」を記念して開かれた記者会見に出席し、その席上で、動物の頭数確認の方法を最新のものへと見直す方針であることや、過去6ヵ月間で2頭のチーターが死亡したこと、動物を保護するためのチームが設立され、環境保護官を育成するための特別プログラムが行われる予定であることについて明らかにした。

 ジャーメ・ジャム紙によると、環境庁のアフマドアリー・ケイハー次長(自然環境・生物多様性担当)は、「昨年の環境予算は、国の予算総額の約0.11%であった。実際のところ、〔国の〕責任者たちは、国が抱える環境問題にもっと注意を払うべきだ」と述べた。

 同氏はまた、制裁が国内の環境をめぐる状況を危機的なものにしているとし、「制裁は、一部の人たちが自分たちの〔生活上・経済上の〕必要をまかなうために、これまで以上に〔自然の破壊を伴うような〕資源開発を行う原因となってきた。これに加えて、制裁によって麻酔銃や麻酔薬のような〔動物の調査・保護に〕必要な装備をまかなうことができなくなった」と指摘した。

6ヵ月で2頭のチーターが死亡

 国際アジア・チーター保護プロジェクト長のフーマン・ジューカール氏もこの会見で、環境保護官らは過去3ヵ月間にチーターを35回目撃したと指摘し、「これに加え、過去6ヵ月間で2頭のチーターが家畜の群れを守っていた犬に殺された」と述べた。

 同氏はさらに、「われわれは現在、他の財源からチーター保護のための予算を獲得しようと努力しているところだ。そうなれば、家畜をチーターの生息地から別の場所に移動させることができるようになるだろう」と続けた。

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水資源の過剰な利用

 環境庁の自然環境・生物多様性担当次長によると、先進国では通常、存在する水資源の8割が天然に残され、〔人間によって〕利用されるのは2割にすぎないが、我が国では天然に残される水は25%しかないという。

 同氏は〔イラン国営放送などの〕国営メディアの活動に謝意を示し、「首都圏で放映されているシリーズ物やその他のテレビ番組のお陰で、環境庁は極めて迅速に目的を果たすことができた。それゆえ各メディアにお願いしたいのは、環境問題についてはできるだけ多くを取り上げてほしいということだ」と述べた。

 同氏はまた、「国内にある290ヵ所の地下水源は、ウルミエ湖と比べても、好ましくない状況に置かれている。それゆえ、水資源に関する国の計画的アプローチを変更し、例えばダム建設といった政策を見直すことが必要だ」と述べた。

 ケイハー氏はさらに、「環境庁は喫緊の状況下にあると判断され、飲料水の確保という目的があるときにのみ、ダム建設に同意している」と言明した。

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( 翻訳者:8411145 )
( 記事ID:34356 )