■アラブ諸国の株式市場が全体的に下落
【クウェート、ドバイ:本紙】
オマーンを除き、他のすべてのアラブ諸国の証券取引所で週間の株価指数が下落した。オマーンの証券取引所が0.1%の株価上昇を記録する中、ドバイの証券取引所は5%、エジプトは4.6%、カタールは4%、クウェートは3.8%、アブダビは2.6%、サウジアラビアとパレスチナは1.9%、バーレーンは1.7%、ヨルダンは1.2%、モロッコは1%、チュニジアは0.5%、レバノンは0.1%の下落を確認した。「クウェート国立銀行」が週次報告にて報告した。
「サハラグループ」のアフマド・ムフィード・サーミラーイー代表は、週次分析において、「アラブ諸国の証券取引所は、一般的に(市場の)衰えと(株価の)下落状況を一週間通じて記録した。衰退・下落状況は、取引高および実勢価格とその規模にも見られた。下落後は、物価指数の持ち直しまたは定常化の可能性も失われた。その結果、前場・後場通じて連続して(株価)下落を記録、売りが集中し、これにより証券取引所は大きな損害を被った」と述べた。同代表は、「注目すべきは、取引される株式のほとんどが下落を記録していることである。このことは、投資信託の衰退と市場圧力の度合いの上昇が全般として支配的になっていることを示唆している。これにより、ほとんどの場合において、中・長期的な投資の決定が妨げられ、短期的な取引が強まり不安定になっている」と述べた。
(後略)
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:菊田麻矢 )
( 記事ID:34395 )