エユプ・ジャン編集長
ラディカル社存続のため、不本意な廃刊を決定
ラディカル紙総編集長であるエユプ・ジャン・サールク氏は、「+1T新聞構想期間」の3日目のゲストだった。エユプ・ジャン総編集長は、インターネット上で刊行を継続する決定は本意ではなく、経済的な理由によるものであると話した。
ジャン総編集長は、「ラディカル紙は紙媒体が赤字で、携帯電話向けのウェブサイトで黒字を出す事態になってしまった」と述べ、会社を存続させるため、現在の会員数が100万人に上るインターネットのサイト上で刊行を続けていくことを説明した。
マスカットプレス&パブリッシングハウスのデザインディレクターとして働くアドニス・ドゥラド氏は、「ページデザイン」と題したプレゼンテーションで、自身が手がけた仕事から例を示した。ドゥラド氏は「デザインは本来、ひとつの物語を説明するもの」と述べ、ページ上で物語の(説明の)助けとならない細部全てを取り除くことを勧めた。タイムやニューズウィーク、ローリング・ストーン、ニューヨーク・タイムズといった出版社のために制作した作品で有名になったイラストレーター、ブラッド・ホーランド氏は、ワークショップで自身の経験を共有した。
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( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:34398 )