2009年カッパドキアの気球事故、英国人被害者損害賠償裁判へ
2014年06月21日付 Hurriyet 紙


カッパドキアで2009年に熱気球2機が衝突し、その結果科学者1名が死亡、9名が負傷する事故が発生した。事故から5年が経ち、英国のブライアン・ルイスさん、スーザンさん夫妻が気球操縦士と気球ツアー会社を相手取り、損害賠償訴訟を起こした。

2009年5月29日、カッパドキア気球ツアー社の所有する熱気球2機が衝突した。熱気球1機は帆布が破れ、高度200メートルから墜落し9名が負傷したほか、NASA職員として働いていた英国人科学者のケヴィン・ブール博士が死亡。事故から5年が経ち、事故で負傷したブライアン・ルイスさん、スーザン・ルイスさん夫妻が訴訟を起こした。夫妻の弁護士は事故において操縦士らの怠慢と不注意があったと述べ、つぎのように述べた:「被害者両名はそれぞれ脚から下、膝から下を失う重傷を負った。病院勤務のブライン・ルイス氏は合計14回の手術を受けた。教員だった妻とともに精神的に傷を負い、腰部に重傷を受けた被害者らは、失職を余儀なくされた。ついては身体・精神的被害に対する慰謝料13万5000英ポンド(約48万 1000TL/約2350万円)の支払いを、被告である気球操縦士と雇用ツアー会社に要求する。」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:34404 )