エジプト:日本が電力制御センターの開発協力
2014年06月27日付 al-Hayat 紙


■ 日本、エジプトで電力制御センターの開発

【カイロ:マールスィール・ヌスル】

エジプトの電力・新エネルギー省大臣のムハンマド・シャーキル氏は南部地域の電力制御開発計画に関する総額2億6500万ギニー(3730万ドル)の第二契約を締結した。この契約はカイロの日本大使、日本の国際協力機構JICAの代表者たち、電力分野の代表者たちの同席の上で行われた。同氏はこの計画が電力供給サービス改善・開発、実績向上のために電力分野を優先させること、開発、性能向上、上エジプトの各県での電力安定を確保するという、電力部門での優先事項の中に含まれると説明した。

また、その計画が上エジプト地域のナグウ・ハマーディに現存する地域電力制御センターを代替させ、エジプト中部のサマルトに新しい地域電力制御センターを建設することを含んでいることも示唆した。この新しい制御センターは、既存の通信ネットワークの開発し、二つの地域にある全ての主要発電所や電力関係サイト175箇所を結ぶという利点をさらに増強するもので、それにより各発電所が関連の地域制御センターに連結する。

また同氏は計画が三つに分けて実施されることを明らかにした。第二の契約は、供給、設置、通信システムと、光ファイバーネットワークのテスト、それに加えて高圧電線に付加される通信設備や最新のデジタル交換機器とその付属品、通信機能と端末機能の饋電 に必要な持続的饋電用設備を含む。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:美濃はるか )
( 記事ID:34485 )