■UAE:アブダビ空港の旅客数が回復
【アブダビ、ドバイ:本紙】
アブダビ国際空港の5月旅客数は163万人に達した。これは128万2,000人となった昨年の同月と比較して27.4%の増加である。同様に、便数は1万2900便に達し、2013年の同月の1万1,162便と比較して15.8%増加した。また、貨物荷積量は24.5%増加し、2013年5月の5万3,700トンから6万6,900トンに達した。
マニラは5月に最も成長した目的地で、便数は21%の増加を記録した。27%増加したドーハがそれに続き、バンコクが3位、また12%増加したロンドンがそれに続いた。
アブダビ国際空港の最高執行責任者であるアフマド・ハダービー氏は「ここ数年アブダビ空港の旅客数増加が続いていることで、アブダビ空港が世界で最も急速な成長をしている空港の一つとなった」と述べた。
さらに、ドバイ空港は滑走路を対象とした改良計画が進行中であり、一つの滑走路だけが稼働しているあるにも関わらず、500万人以上の旅客を迎えている。発表によると、旅客数は2013年の521万8,000人と比較して2.5%の若干の下落を見、実数は508万6000人となった。便数は2万2,856便となり、昨年同月の3万1,121便から比較して、26.6%減少した。また、今年の5カ月のドバイ国際空港の旅客数の合計は2,960万人で、昨年同期間の2710万人と比べると9.2%増加した。
滑走路の改良計画は便数に影響し、今年の最初の5カ月で昨年同時期の15万2,720便から14万8,784便へ2.6%下落した。
航空会社の多くは、乗客数を確保するために大型旅客機を使用し、ドバイ空港では、一機体あたりの乗客数が2013年の5月には186人であったが、2014年の5月には一機体あたりの乗客数が228人となっている。
(後略)
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( 翻訳者:本澤七彩 )
( 記事ID:34526 )