鶏争いから・・・・・、親族3人を殺害―オスマニイェ県
2014年07月03日付 Radikal 紙


オスマニイェ県のデュジチ郡でアリ・ベクメズリ(44)は、敵意を抱いていたムラト・ベクズメリさん(23)、ヒュセイン・ベクメズリさん(22)、そしてアイセル・イディルさん(27)を猟銃で殺害した。

事件は日中のカルクン地区で発生した。「森から切り株を勝手に持って行っている」と言って郡の森林管理局に苦情が申し立てられ、アリ・ベクメズリに罰金が科されたという。下の街区に住んでいた彼の甥であるヒュセイン・ベクメズリさんとムラト・ベクメズリさんが苦情を申し立てたと主張するアリ・ベクメズリは、「お前たちのせいで罰金をくらった」と言って二度と自分の家の前を通らないように彼らに警告した。家族の間では、庭へニワトリが入ったとしてかつて喧嘩も起こっていたとも言われている。

ムラト・ベクメズリさんとヒュセイン・ベクメズリさんは、彼らの手助けをしにやってきた二児の母でもある姉のアイセル・イディルさんと一緒に、畑へ仕事に出かけようとしたところ、おじであるアリ・ベクメズリの家の前を通ってしまった。そのとき、家のバルコニーに出ていたベクメズリは、「私はお前たちにここを通らないよう言わなかったか?」と言って、バルコニーから”ポンパル”と呼ばれる自動猟銃をもって甥と姪たちに発砲した。アイセル・イディルさんはその場で死亡し、ムラトさんとフセインさんは親族に運ばれたデュジチ国立病院での懸命な治療にもかかわらず、助からなかった。アリ・ベクメズリは事件後、逃走した。

事件を聞いた家族に人々は、ヒステリー発作に見舞われる一方、捜査が続けられている。

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( 翻訳者:小瀬康太郎 )
( 記事ID:34564 )