国内31州を第1~第5地域に区分:域内各州の協働と課題共有をはかる
2014年06月22日付 Jam-e Jam 紙
新たに設定された《第1地域~第5地域》区分図(http://www.khouznews.ir/より)
【ジャーメジャム・オンライン】内務省の人的資源管理開発担当次官は、国の行政州を5つの地域に編成・区分すると発表した。
ジャヴァード・ナーセリヤーン同担当次官は、タスニーム通信のインタビューの中で国の行政州を5区域に区分すると発表し、「隣接し共通項も多い複数の行政州が、協働し経験を共有する目的で一つの地域にまとまり、今後、共通の会合を開催していく」と述べた。
同氏は、行政州を以下のように区分すると発表した。
≪第1地域:テヘラン州、ガズヴィーン州、マーザンダラーン州、セムナーン州、ゴレスターン州、アルボルズ州、ゴム州≫
≪第2地域:エスファハーン州[イスファハン州]、ファールス州、ブーシェフル州、チャハールマハール・バフティヤーリー州、ホルモズガーン州、コフギールーイェ・ブーイェルアフマド州≫
≪第3地域:東アゼルバイジャン州、西アゼルバイジャン州、アルダビール州、ザンジャーン州、ギーラーン州、コルデスターン州≫
≪第4地域:ケルマーンシャー州、イーラーム州、ロレスターン州、ハマダーン州、テヘラン州≫
≪第5地域:ホラーサーン・ラザヴィー州、南ホラーサーン州、北ホラーサーン州、ケルマーン州、ヤズド州、スィースターン・バルーチェスターン州≫
同次官は、さらにこう付け加えた。
《第1地域》の事務局はテヘラン州、《第2地域》の事務局はエスファハーン州、《第3地域》は東アゼルバイジャン州、《第4地域》はケルマーンシャー州、《第5地域》はホラーサーン・ラザヴィー州を事務局とする。
ナーセリヤーン内務省人的資源管理開発担当次官は、行政州の区分の目的を、協働と経験の共有や情報交換、そして地域全体の発展と位置付けて、次のように付け加えた。
内務省により通達された計画のひとつが、全行政州をいくつかの地域に分け、各行政州が互いの経験を共有できるようにすることであった。
さらに、ナーセリヤーン担当次官は、以下のように説明した。
もっとも重要な目的は、個々の行政州単独の発展でなく地域全体を発展させることであり、この重要事項を優先課題のひとつとする。[複数州を含む]5地域を設定することで、課題解決のために各行政州が長い道のりを経てテヘランへたどり着くのではなく、それぞれの共通課題を近隣の行政州で相互に提起しそれに合った解決方法を考えることができるだろう。
同氏は行政州の区分にあたり、地理的条件や[課題や諸条件の]共通性が考慮されたと説明し、二か月に一度、地域ごとの行政州が集まっての定期的な検討会議を開催することを明らかにし、次のように述べた。
二か月に一度、定期的に行うこの会合は、各地域を構成する行政州の持ち回りで開催され、各会合は、開催地の州知事が議長の任を負う。
また、ナーセリヤーン同担当次官は「もちろん必要な場合には、この定期会合は行政諸州の情況に応じて、より早いサイクルで行うことも可能である」と述べた。
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( 翻訳者:8411062 )
( 記事ID:34573 )