アンカラ・イスタンブル高速鉄道、トンネル工事ストップ
2014年07月09日付 Hurriyet 紙


トルコ国鉄(TCDD)総局は、アンカラ・イスタンブル間の高速鉄道(YHT)路線計画の第二段階にあたるビレジキの「T26トンネルで崩落があった」という疑惑が事実を反映したものではないこと、またそのことがYHT路線開通の妨げにはなっていないことを明らかにした。

TCDDによって行われた発表では、一部の報道機関が報じているように、ビレジキのアフメトプナル村にあるT26トンネルで崩落は無かったこと、またアンカラ・イスタンブル間の高速鉄道路線計画が第二段階にあたる、長さ6100メートルに及ぶ当該のトンネルでは請負業者が所有する 「TBM」という名のトンネル掘削機を使い、2012年6月に建設作業が開始されていることを述べた。

発表では、トンネルボーリングマシンは地盤が緩いため、安全な地点で停止していることが強調され、以下のことが述べられた:

「トンネルが1.02キロメートル掘り進められた後、トンネル周辺を囲む地盤が緩かったため「TBM」マシンの進捗状況が計画に遅れを生じさせ始めた。遅れの原因となったトンネルの箇所を改めて調査するため、TBMマシンは安全な地点で停止した。計画の続行や問題解決のために長さ2530メートルの新たなバイパストンネルの建設を開始し、完成させた。一部のマスコミで報道されたT26トンネルで崩落があったという疑惑は事実を反映したものではなく、T26 トンネルはアンカラ・イスタンブル間の高速鉄道路線開通の妨げにはなっていない。この文脈においてTCDDは、トンネルの開通において直面する課題や地域的な問題を解決するために İTÜ顧問教員、企業顧問専門家やTCDDの専門家によって構成される委員会と建設予定地を調査した。その結果地盤の緩さが判明したためYHT路線のルートは変更されたが、建設作業は継続している。」

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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:34627 )