水不足深刻、「洗車は自粛を!」
2014年07月13日付 Zaman 紙

トルコのダムの貯水率が警告を発している。国歌水道局(DSİ)のデータによると、ダムの水量は29.8%まで下がったという。

ムスタファ・オズチュルク環境省次官は、昨日ツイッターで重要な警告を発した。市民の水道使用の制限に向けた調整の実施を提案した。オズチュルク次官は、このためには洗車の禁止と洗車業の停止が必要だと説明した。
冬に、渇水とダムの水量がこの50年で最も低くなったことをうけて、一部の県で水道の供給制限が始まっていた。ムスタファ・オズチュルク環境都市省次官は、渇水の間は水道の使用が制限される必要があると述べ、「健康的な生活のため渇水が起こっている県では洗車を禁止すべきだ。洗車業も稼働を停止すべきだ」とツイートした。
渇水となっている冬から夏の間に暴風雨が起きたにもかかわらず、トルコ全土のダムの貯水率は警告を発している。DSİの発表によると、トルコ全土のダムの貯水率は29.8%まで下がった。渇水に関して水不足の発生を受けてムスタファ・オズチュルク環境都市省次官は、市民の水道使用の制限に向けた調整を行うことを提案した。オズチュルク次官は、このためには市民の洗車の禁止と洗車業の停止が必要であると趣旨のツイートをした。オズチュルク秘書官は、庭園の水やり、特に日中の水やりの禁止が必要だと述べた。
ムスタファ・オズチュルク環境都市省次官は、ツイートで次のように述べた。「健康的な生活のため渇水が起こっている県では洗車を禁止すべきだ。洗車業も稼働を停止すべきだ」「渇水の県では庭園への水やりについて、特に日中の水やりを禁止し、過剰な水の使用をやめるべきだ」。
イスタンブル水道局(İSKİ)も、インターネットを通じて節水を呼びかけた。都市で「トラブル」の名の下始まった徹底的な水道制限は、1990年代初頭にイスタンブルでの生活を耐えがたいものにした水道制限を思い出させた。
ヴェイセル・エルオール森林治水事業相は、水不足は起こっていないと主張し、「特にイスタンブルにおいて、水道の制限が行われることはない。そうでなければ口ひげを剃らなけれなならなくなるだろう」と述べていた。ヴェイセル・エルオール大臣は、先週中にもイスタンブルには市外から水道管に十分な量の水が送られており、水道制限は行われないと述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:34682 )