ジャンナティー師、国会が科学技術相への問責案を退けたことを批判
2014年07月11日付 Jam-e Jam 紙
ジャーメ・ジャム・オンライン
【ファールス通信】テヘラン金曜礼拝導師は、科学技術相への問責をめぐる流れ〔※一部の保守強硬派が科学技術相の問責案を国会運営委員会に提出していたにもかかわらず、国会運営委員会は問責を認めなかったこと〕について触れ、
国会の行ったのは、なんたる対応だろうか。彼ら〔=国会運営委員会〕は〔一ヵ月間の猶予の後、科学技術相の問責の是非を再度検討すると〕約束し、問責を求めていた議員たちもそれを信じた。私もそのようになることを望んでいる。しかし個人的には、〔この約束を〕信じることはできない。
と述べた。
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同師はまた、88年の反乱分子〔※2009年大統領選後の抗議運動に関わった人物のこと〕に対する毅然とした対応について、司法権に謝意を示した上で、「3年間の内に容疑が固まってきた反乱の首謀者たちの一人に対する審理が、大きな圧力によって後退してしまっている。速やかに、この裁判が開かれることを望んでいる」と語った。
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護憲評議会の書記を務める同師は発言の続きで、最高指導者が最近、国の幹部らと行った
面会について触れ、「〔その中で〕師は『穏健』という言葉の意味について、指摘されていた。『敵の分子と対峙するべきではない、なぜならそれは穏健から外れることだからだ』などと考えている者たちがいるが、それは間違いだ」と指摘した。
同師はその上で、
なぜ8年間にわたる「聖なる防衛」〔※イラン・イラク戦争のこと〕で、この国の存在を守るために体の一部を捧げた人たちが、今日脇に追いやられ、別の者たちが中心を占めるようにならねばならないのか。信仰心篤き人々が脇に追いやられるようなことがあってはならない。なぜなら、こうした人たちこそ、危険や脅威に立ち向かってくれる人たちだからだ。
と述べた。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:34748 )