【ジャーメ・ジャム・オンライン】ダーイシュは「ダービク」(Dabiq)と名付けられた自身初となる雑誌を、英語とアラビア語の二言語で発行した。
ニュースサイト「アルガド・プレス」の報道としてジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、「イラクとシャームのイスラーム国」(ダーイシュ)と呼ばれる集団は、自身のメンバーが運営するソーシャル・ネットワーク上のページで、「ダービク」という名の雑誌の発行に乗り出した。この雑誌の表紙には「カリフ制の回復」という文言が高らかに掲げられている。
テロ組織ダーイシュのメンバーたちが運営するソーシャル・ネットワーク上のコンテンツでは、この雑誌の発行部数について何ら言及はなされていないが、インターネット版と印刷版の二つのバージョンで発行されることが表明されている。
ソーシャル・ネットワーク上のページには、紙バージョンの創刊号はイラク国内のダーイシュ占領地の住民の間に配られ、インターネット版はEメールを通じて購読者に届けられると指摘されている。
この雑誌の創刊号(ラマダーン特集号)は、50ページから成っている。
この雑誌はレベルの高いプロフェッショナルな品質で発行されていると言われており、その目的は「カリフ国家」を〔世界に〕普及させることにあるとされている。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:8412307 )
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