逮捕の元警察署長「こいつらは、イスラエルのスパイ!」
2014年07月26日付 Radikal 紙
多くの警察関係者に対して行われた7月22日作戦の一環として逮捕されたアリ・フアト・ユルマゼル元イスタンブル諜報担当部長は、「これら全てがイスラエルのスパイだ…。保存資料の中に証拠がある。ここの警察官の身元を調べよ、中には記録のない者もいる」と述べた。
7月22日作戦の一環として監視下に置かれ、7月26日に裁判所が出した決定により逮捕された元イスタンブル諜報担当局のアリ・フアト・ユルマゼル氏とエロル・デミルハン・メトリス氏が拘置所へ移送された。
イスタンブル第一簡易刑事裁判所は、決定では、アリ・フアト・ユルマゼル氏とエロル・デミルハン氏が犯罪目的で組織をつくったと明らかにした。他の10人の逮捕者もこの組織のメンバーであり、国の諜報活動の中で職務上えた影響力と権限を用いて、業務の必要性とは離れた行動をしていたと明らかにされた。判決では、「目的達成のために、社会的に知られている人物たちを、テロと犯罪組織に関係づけ、本当の人物像について事実を欠いたか誤った情報を書き、司法関係者を欺いて決定を引き出し、実際には行われていない会話を目的を外れて記載したと明らかにされた」と述べられた。
■裁判所の前の反応
一方、元テロ対策担当部長のオメル・キョセ氏とユルト・アタユン氏も含む49人のグループが留置場所から裁判所のある廊下に来た際に、キョセ氏とアタユン氏を目にし裁判所の決定を待つ17人の警察官が「こんにちは、部長」と叫んで歓迎した。
17人の内の一人であるユルマゼル元イスタンブル諜報担当部長は、「この組織の信用を失墜させた。この国で、本当の捜査作戦は一つずつ行われる。警察のプロパガンダによっては前進できない。あなたはこのような警察官のあり方を誰かから教わったのだ。国民を騙して選挙に勝ったとしても、入る者は警察に入るのだ。その後警察組織から出ない。そうなって、あなたの[捕まる]順番が来るのを待つのだ。あなたたち全員は今の私たちのように待つのだ。私は退職しているが、ここでは再び全員のリーダーだ。 スパイを使ってこの国を動かせると考えているのか?全てがイスラエルのスパイである。保存資料の中に証拠がある。ここの警察官の身元を調べよ、中には記録のない者もいる」と叫んだ。
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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:34858 )