投票日は猫の手も借りたい?―CHPの党猫シェロに任務
2014年08月09日付 Hurriyet 紙
共和人民党(CHP)幹事長ギュルセル・テキン氏は、党本部で飼っている猫のシェロに対し、「猫たちを選挙の夜は配電盤に近づかせないように」という任務を課した。シェロの新たな任務はCHPの各県・各郡支部に送られる通達により周知された。
テキン氏の「皮肉たっぷりの」通達は次のとおり。
「5月30日の地方選挙時に発生した停電に関してエネルギー相タネル・ユルドゥズ大臣は会見を開き、『ジョークではなく、配電盤に猫が入った。これは今回が初めてではなく、本件を選挙と関連づけるのは間違いだ』と述べていたが、この件は長いこと世論の話題となった。大臣がおっしゃったように、地方選挙の際、猫達を管理できなかったせいで起きた問題を回避し、二度と繰り返さぬようCHPとして対策を講じることとした。今回、CHPの党猫で可愛がられているシェロに依頼し、81県の猫達に、配電盤に近づかないよう、この件で十分な注意を払ってもらうよう伝える取り組みをおこなってもらう。シェロの任務が滞りなく遂行されるよう、皆さんにお願いしたい。皆様のご健闘をお祈りいたします。敬意とともに」。
■最も社会民主的な猫
CHP党本部ビル建設以降、党本部で暮らしているシェロは、デニズ・バイカル前党首の意向で党員として迎えられた。バイカル前党首からは「最も社会民主的な猫」と呼ばれ、シェロ名義のTwitterアカウントも存在する。シェロは7月22日に「5月から太ってしまった。選挙時の配電盤の件では、大急ぎで伝えるから、あれこれ言わずにちゃんと聞いてね」とツイートしている。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:35023 )