お葬式、棺の中はからっぽでした!
2014年08月09日付 Yeni Safak 紙


ウシャクで亡くなった年老いた女性の体を洗い布で覆った女性たちが、女性の遺体を棺に収めずに遺体洗浄場を離れていたため、空の棺とともに葬儀の祈りを行い墓地に出発した男性たちは、女性を埋葬しようとした際衝撃を受けた。

ウシャク県バナズ郡のハトゥプラル村で、簡単に説明できない事件が起こった。亡くなった老いた女性を埋葬しようとした人々は、棺を開けたとき信じられない光景を目にした。バナズ郡のハトゥプラル村で昨日(8日)亡くなった女性の遺体に、思考が追いつかないような事件が起こっていた。

75歳のヘリメおばあさんは、患っていた難病に打ち勝てず亡くなった。ヘリメおばあさんの遺体は昨日正午の礼拝前に村のモスクにある遺体洗浄場で女性たちによって清められ、布で包まれた。その後洗浄場での仕事を終えた女性たちは、洗浄場を離れた。

同時に、村人たちによって遺体を墓地に運ぶため用意された棺は、洗浄場の前の棺を安置するための石の台に残された。この時洗浄場に置かれたヘリメおばあさんの遺体を棺に収めることが忘れられた。正午のアザーンが読まれるとともに、人々は礼拝を行ってから空の棺の前で葬儀の祈りを行い、村から3km離れた墓地に向けて徒歩で出発した。

墓地に到着し、棺を開けた人々は衝撃を受けた。棺に遺体は見当たらなかった。人々は驚いて顔を見合わせ、遺体が洗浄場から動かされていないことに気づき、再び歩いてモスクに戻った。

洗浄場に忘れられたヘリメおばあさんの遺体を棺に収めて再び葬儀の祈りが行われ、墓地に出発した。葬儀の祈りが二度行われた興味深い事件ののち、ヘリメおばあさんはようやく埋葬された。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:35025 )