■イエメンはパンの価格を引き上げる
【サナア:ジャマール・ムハンマド】
イエメンの首都、サナアの市議会は昨日、1キログラム当たりのパンの価格を180リヤルから240リヤルへ引き上げることを発表した。背景には、最近の原油デリバティブに関する援助を増加させるという政府の決定がある。
首都市議会は、2007年の閣議決定111号に従い、(ムサッタフ、ルーティー、キダム)などのあらゆるパンの生産や販売の制限に関する施行規則を、商工会議所のパン販売及び製造関係部による署名のなされた決定書とともに承認した。この決定書は各種類のパン1キログラム当たりの消費者向け販売価格を240リヤルに定めている。
首都商工業事務所のハーリド・フーラーニー総局長によると、首都サナアのアブドゥルカーディル・アリー・ヒラール市長の決定は、消費者保護法第46号と2010年の施行規則第272号に基づいており、「ベーカリー、また大衆向けおよび機械量産パン製造所」の各製品の、ベーカリー及び小売店での新しい販売価格を定めた。
これによると、製造所から小売店へは、平たいパン一枚75グラムの価格は18リヤルを上限とする。また小売店から消費者向けには、パンを1キログラム以下購入する場合は、一枚20リヤルである。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:中村江見 )
( 記事ID:35115 )