リビア:来年、最終的に食品補助金を撤廃
2014年08月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■リビア政府は、来年、最終的に食品補助金を撤廃

【トリポリ:アナトリア通信】

物価調整予算基金のジャマール・シーバーニー局長は、リビア暫定政府は昨日、今年の年末に3品目の基本食品への補助金を撤廃し、最終的には来年の第一四半期に全ての食品への補助金を撤廃することを決定した、と述べた。

リビアでの食品補助金は2011年までは12品目に渡って交付されていたが、その後段階的に補助金撤廃計画が実施され、現在までのところ7品目に限ってその撤廃がなされている。

物価調整予算基金は政府系基金で、食品価格や各種サービスの安定を実現し、これらを全ての国民に対して適切な費用で確保するために設立された基金である。そして、この基金が確保し、あるいは物価調整予算により確約された食品や各種サービスは、所轄の各省庁の決定により定められる。

リビアでは年間15億から20億ディナール(12億から16億ドル)が、国民に基本食品を安価で提供するために支出されている。

(後略)

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( 翻訳者:藤田真伍 )
( 記事ID:35148 )