国家安全保障委員会副委員長、外務省次官のサウジ訪問を批判「サウジは落ち目」
2014年08月26日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】国会の国家安全保障外交政策委員会の副委員長は、イラン外務次官のサウジ訪問を強く批判し、「サウジアラビアは今や、中東地域の負け組に数えられている」と述べた。

 ジャーメ・ジャム・オンラインによると、マンスール・ハギーガトプール議員(アルダビール選出)は、「サウジアラビアはシリア問題で信用を失った。また同国の犯罪ファイルには、ダーイシュの犯罪行為の数々を見て取ることができる。サウジアラビアはバーレーンでは占領者、弾圧者として認識されている」と語った。

 同氏はさらに、「現在、サウジアラビアの権力者たちは多くの問題に絡め取られている。実際、同国の年老いた指導者たちには、もはや地域を運営する力はなく、かつての仲間たちからも挑戦状を叩き付けられているのだ」と付け加えた。

 同氏は次のように指摘した。

現在、サウジアラビアとカタールの間には深刻な衝突が生じている。イエメンやオマーンも、同国から離れつつある。つまり、サウジという星は今や深刻な凋落傾向にあるのであり、イラン・イスラーム共和国との関係拡大の余地など、あるようには思えない。

 同氏はその上で、「私は外務次官の行動を認めない。この問題は必ず、国家安全保障外交政策委員会で取り上げるつもりだ」と述べた。

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( 翻訳者:emc2 )
( 記事ID:35198 )