スィヴァスの「パシャ」、今日も子供たちと一緒
2014年09月28日付 Milliyet 紙


スィヴァス県ザラ郡で「パシャ」という愛称で知られる、51歳の知的障害を持つドゥルスン・ジョシュクンさんは、12年の間週3回学校に通っている。新たな教育年度では週1回学校に通っている。

ザラ郡で一人暮らしをするジョシュクンさんは、国立小学校で10年にわたり週3回、生徒達と共に授業に参加していた。また、ここ3年はシェヒト・テーメン・ハジュ・バイラム・エルマス全寮制地域学校に通い子供たちと遊んでいる。
ジョシュクンさんは、シェヒト・テーメン・ハジュ・バイラム・エルマス全寮制地域学校の特別学級に2年間決まった日に通学しており、新教育年度では3年生と共に水曜日の午後から2 時間授業に参加している。先生や子供達と打ち解けた「パシャ」は、休み時間にも子供達と共に遊びながら楽しい時間を過ごしている。

ジョシュクンさんは先生の助けをかりながら絵を描いたり、文字を書いたりすることに励み、手をうまく動かせるよう努力している。「パシャ」は無害であると話す関係者らは、ジョシュクンさんは生徒たちと学校が大好きなのだと述べ、音楽の授業がより好きであると明かした。生徒たちも彼のことを級友として好いていること、一緒に遊んだり、鉛筆やノートのような文房具を一緒に使ったりしていることを話してくれた。
地域住民からも好かれている「パシャ」に3年前シェヒト・テーメン・ハジュ・バイラム・エルマス全寮制地域学校の代表として通知表が与えられた。「パシャ」 の通知表の氏名欄には「パシャの中のパシャ」、保護者氏名欄には「街の市場の店主全て」、担任の先生からの所見欄には「優秀、勤勉で、礼儀正しい学ぶことの好きな生徒です。これからもこの調子で」と書かれていた。

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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:35442 )