エジプト:「農業省」は犠牲祭に向けて畜産用動物48,000頭を用意
2014年10月01日付 Al-Ahram 紙


■「農業省」は犠牲祭に向けて畜産用動物48,000頭を用意

【ムハンマド・シャラービー】

アーディル・バルターギー農業及び土地開拓大臣は、国産の牛肉の価格を一キロあたり55ポンドから52ポンドに引き下げることを決定した。一キロの羊肉の価格も37ポンドから35ポンドに引き下げられ、輸入肉の一キロあたりの価格も45ポンドに設定された。

また同相は次のように指摘した。海外からの輸入仔牛で、各地で即時に屠殺にまわされるものの総数は18,000頭になり、犠牲祭準備のための国産および輸入仔牛の総数は、合計31,816頭に及ぶ。

また、以下のことを指摘した。即ち、これら犠牲祭用の畜産用動物は、同省に属する9県の162カ所の常設店舗と仮設店舗に分配され、販売された。9つの県とは、カイロ、ギーザ、イスマイリヤ、アシュート、ミニヤ、ダカリーヤ、アスワン、アレクサンドリア、ミヌフィーヤである。

各県に渡った畜産用動物の総数は、仔牛13816頭、同省の承認を受けて分配された国産及び輸入の羊は合わせて10,560頭であったと述べた。

また同相は、犠牲祭用の肉はカイロ、ギーザ、カファル・シャイフ、ガルビーヤ、カリユビーヤ、アルファイユム、ミニヤーの生産部門所属の各畜産施設と各調査施設にも分配される予定であると発表した。

そして同相は、農業および土地開拓省の役割は、制御の困難な価格の設定を行って市場への食肉の供給を増加させるためのエジプトの畜産資源開発であり、それは特に貿易省や供給省などの関連省庁と連携を高めていくことによって行なわれると強調した。

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( 翻訳者:立松恵 )
( 記事ID:35460 )