ヨルダン:米国による経済支援に合意
2014年10月03日付 al-Hayat 紙

■米国、経済発展推進のため6億3,300万ドルの助成金

【アンマン:本紙】

ヨルダン計画・国際協力省は、米国際開発局が供与する6億3,300万ドル相当の4つの援助協定に調印した。それらの協定は米国のヨルダンに対する2014年度通常ならびに追加的経済援助計画の一環をなし、お金はヨルダン国家予算の支援、国民への基本的サービス改善事業計画の財源、経済発展の支援、民主化の促進等の目的に当てられる。

ヨルダン計画・国際協力省のイブラーヒーム・サイフ大臣と米国際開発局のベス・ベージュ長官が諸協定に調印し、同大臣は「この支援には、両国が築き上げた緊密な関係、その関係に基づいた戦略的協力、またアブドゥッラー2世国王が米国との結束強化のため払ってきたさまざまな努力などが反映されている」と述べた。

諸協定中には、通常的・追加的財政援助の4億3,600万ドルが含まれており、そのお金は今年度ヨルダン国家財政計画中最優先項目とされている開発諸事業の支援に当てられ、今年度末までにヨルダンの国庫に納入される予定である。また2番目の国民への基本的サービス改善に向けての援助協定は1億2,640万ドル相当であり、母子福祉、妊産婦保険衛生、家族出産計画、基本教育、水・居住環境の諸分野での改善事業計画実施を支援する。また別の援助協定に割り当てられた4,320万ドルは、ヨルダンにおける経済発展、商業、投資、インフラ整備を強化する事業や、民間セクターにおける競争の拡大・企業振興機会の増大とそれにふさわしい環境の整備に取り組む諸事業を支援するためのものである。

(後略)

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( 翻訳者:長馬大知 )
( 記事ID:35474 )