PKK、再び学校を焼く―ハッキャーリ県
2014年10月04日付 Hurriyet 紙


ハッキャーリ県で、PKK(クルディスタン労働者党; 非合法)党員らが学校を襲った。参謀司令本部ホームページの情報によると、5名から10名程のテロ組織集団により、ハッキャーリ県ユクセコヴァ郡の5つの学校に火炎瓶が投げ込まれた。また1校では石が投げ込まれた。

当の学校では1人が重傷を負った他、物理的被害も出た。PYD(民主統一党:シリアにおけるPKKの関連組織)の支配下にあるコバーニーにIŞİD(イスラーム国)が侵攻したことに反対するため、一昨日(10月2日)ヴァン県でPKKがデモを行おうとしたものの、警察が許可を与えなかった。この後、ヤルム・エレズ街区にあるTOBB小・中学校が、デモ集団によって焼かれた。学校には甚大な被害が及ぶ中、学校の壁には「IŞİDへの支援をやめよ」「母語での教育を求めている」と書かれていた。

■駐屯所にも攻撃

トゥンジェリ県ピュリュミュル郡クルムズキョプリュ村では、16時5分頃、PKKグループが、かつての警察署の代わりに村の向かいにある小高い丘に建てられたクルムズキョプリュ軍警察駐屯所を襲撃した。グループ内の2人は、別々の地点から高性能の狙撃銃で、また他のメンバーも自動小銃で見張り詰め所に発砲した。攻撃に対し兵士たちは応戦し、短時間交戦した。PKK党員らは森に逃走した。襲撃の後、当該地域にはヘリコプターで軍警察特別隊が到着し、戦略地点に配備された。

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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:35478 )