ビンギョルにおける襲撃の結果亡くなった警察のアトゥフ・シャーヒン副署長とヒュセイン・ハティプオール警部が昨日涙に包まれながら最後の旅へとに見送られた。
ビンギョルで前日の夜に遭った襲撃で亡くなったアトゥフ・シャーヒン副署長とヒュセイン・ハティプオール警部は警察署の前で行われた葬儀で涙に包まれながら故郷へと見送られた。葬儀に参加したジェヴデト・ユルマズ開発相は「このようなことをした反逆者に対し、私たちは一体となって断固として立ち向かう」と述べた。葬儀の礼拝が行われた後、棺は弔銃発射部隊によって担がれ、霊柩車に運ばれた。アトゥフ・シャーヒン副署長の遺体はアンカラへ、ヒュセイン・ ハティプオール警部の遺体は故郷のアマスィヤへ移送された。亡くなったアトゥフ・シャーヒン副署長(47)の悲しい知らせを受け、アンカラのイェニマハッレにある彼の実家はひっそりと静まり返っていた。父親のアフメト・シャーヒンさんと母親のジャミーレ・シャーヒンさんは訃報にショックを受けた。シャーヒン副署長の妻、ファトマさんと士官学校に通う息子のアフメト・アキフさん(20)、娘のセナさん(15)、次男のイート・アルプさんも実家に到着した。コジャテペモスクで行われた葬儀には ジェミル・チチェキ国会議長、CHP(共和人民党)のケマル・クルチダルオール党首、ヤルチュン・アクドアン副首相も参列した。遺体はカルシュヤカ墓地に埋葬された。
■「並行構造支持者」に対する非難
12月17日及び25日の一斉捜査以降、ビンギョルに着任した。2か月後AKP(公正発展党)所属でアイドゥン県選出のアリ・ギュルテキン・クルンチ議員は地方紙に対して3年前に道路で起きた事件に関して「並行構造支持者の警察官が私の暗殺を企てた」と主張し、シャーヒン副署長を非難していた。
■ヤレンちゃんは父親を失った
アマスィヤのハズルパシャ地区の「シュヘダ」アパートに住む亡くなったヒュセイン・ハティプオール警部の父親のイリヤスさんと母親のアデヴィイェ・ハティプオールさんは、訃報を受けると涙を流して取り乱した。オルドゥで任務をしていた時に記者のスィベル・ハティプオールさんと知り合い、3年前に結婚したヒュセイン警部には1歳半の娘、ヤレンちゃんがいた。幸せはアルバムの中に残った。亡くなったヒュセイン・ハティプオール警部のソーシャルネットワークサイトのアカウントにあった殉職者に関する投稿も胸が痛めるむものだった。9月16日の投稿で2012年9月16日にビンギョルのカルルオヴァで殉職した8人の警察官の写真とともに哀悼のメッセージが掲載されていた。亡くなった警部は8人の殉職者の写真を10月3日にも再び投稿していた。
ハティプオール警部は9月28日には「トルコ人は内戦が起こればその場に留まって命を投げ出すか、旗を掲げて新たな国家を作るだろう。名誉ある死は跪いて生きるよりも受け入れやすい」と書いていた。
アマスィヤのイブラヒム・ハリル・チョマクテキン県知事や駐屯地のウフク・アラス司令官、アマスィヤのジャフェル・オズデミル市長が亡くなったヒュセイン・ハティプオール警部の家族のもとを弔問に訪れた。遺体は今日埋葬される。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:35532 )