殺人で懲役24年のガリプオール、独房で自殺
2014年10月12日付 Hurriyet 紙


2009年に当時17歳の恋人ミュネッヴェル・カラブルトさんを殺害し、197日間の逃走の末拘束されて、10日に独房で自殺したジェム・ガリプオール受刑者の埋葬が行われた。ジェムの父メフメト・ニダさんと兄のレヴェントさん、母のトゥライ・マクブレ・ガリプオールさんらは 葬儀の祈りを行った。葬儀の間泣かなかった父親は、墓を前にして涙をこらえることはできなかった。

ジェム・ガリプオールは23歳で、刑務所の独房での懲役24年の1849日目に自殺し、10日に検視のため法医学協会に送られた。ジェムの母、トゥライ・マクブレ・ガリプオールさんは昨日(11日)6時、法医学協会を訪れた。警備員は母親を立ち入らせなかった。

■秘密裏に運びだされた
ジェムの遺体は午前9時に法医学協会から遺体搬送車で秘密裏に運びだされた。約1キロメートル先で遺体搬送車は停車し、助手席にジェムの母トゥライ・マクブレ・ガリプオールさんが乗り込んだ。遺体搬送車の運転手は後ろの新聞やテレビの関係者を撒くために非常に危険な運転を行って約120キロメートル先のカラジャアフメト墓地nの遺体洗浄場に入った。トゥライ・マクブレ・ガリプオールさんはここでは遺体搬送車を降りなかった。ジェムの遺体は午前10時に再び遺体搬送車に乗せられ、シャクリン・モスクに運ばれた。ジェムの棺のそばには、元シュメルバンク部長の1人イルハン・エルタンさんの棺もあった。

■最後の写真は法医学協会アーカイブに

スィリヴィリ刑務所内の独房で自殺したジェム・ガリプオールの遺体の写真は、検視の前後に撮影され、法医学協会のアルバムに保存された。法医学協会と法務省の情報によると、ガリプオールの遺体は協会に届けられた後全ての手続きが行われ、検視が始まる前に協会の専属カメラマンによって撮影されたという。ガリプオールには通常の検視調査が行われた。担当者らは、写真は裁判所の決定によってのみ公に公開されうると述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:35536 )