サウジアラビア:サウジ航空、帰国する巡礼者輸送の運行を開始
2014年10月11日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア航空、帰国する巡礼者輸送の運行を開始

【ジェッダ:本紙】

サウディア(サウジアラビア航空)は、巡礼者が世界各国に帰国するにあたっての運行を開始した。これは、ジェッダのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港とメディナのプリンス・ムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港からの便で、承認された計画によるものである。これによって、1,531便の国際線に加えて、国内の巡礼者の移動のために76便の国内線が運行される。

サウディアの総支配人、サーリフ・ビン・ナースィル・ジャースィル氏は、昨日(10日)、以下の発表を行なった。この発表によると、巡礼者の受け入れ時の運行プロセスは、100以上の国際空港と、国内のさまざまな地域からのもので、これは、承認された計画に基づいて施行されたという。また、今年の巡礼シーズンの運行計画は、世界各国からの巡礼者の輸送が、サウディア便の利用参加者を増やすこと目指し。また、巡礼者輸送用に大きな収容力、座席数をもつ十分な数のチャーター機を用意することに留意したことが指摘された。

また、同氏は29機がチャーターされたと述べ、巡礼客のために、機内やその他の場所においてより良いサービスの提供が手厚く行なわれたと述べた。加えて、各便の定刻の出発のために運行管理度の向上を実現した他、巡礼者、航空機、乗務員の安全を100パーセント実現し、また、大巡礼者や小巡礼者(アムラー)の荷物を遅滞なく、速やかに届けることができたと述べた。

また、ジャースィル氏は、前段階で、同氏が計画を成功させるために行ったすべての要求に対する配備について強調した。それは、現場の準備体制によるもので、サウディアの全運行管理部局から、専門タスクフォースなども形成した。加えて巡礼者に安全システムや、荷物検査や付添人の手続きについて周知することに力をそそぎ、そのために部屋を割り当て、到着と出国時には終日の調整を行なうなどした。また、顧客サービスに関係する場所や全ての要所での必要な人員の用意、またインドネシア、マレーシア、インド、バングラデシュなどの巡礼者の旅をサポートするため、これら巡礼者と同じ国籍の職員をおく事なども行なわれた。

(後略)

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( 翻訳者:本澤七彩 )
( 記事ID:35544 )