激戦のコバーニーから3時間、タルトゥスにはショッピングモール開業―シリア
2014年10月21日付 Hurriyet 紙
シリアはかつてない混乱に直面している。しかし、それにもかかわらずシリア政府が支配しているタルトゥス市において、建設費5000万ドルのショッピングモールが先週オープンした。
シリアのワーイル・アル=・ハラキー首相によってオープンされた高級ショッピングモールに関し、シリア人からの非難も見受けられる。
コバーニーでPKKとイスラム国の間で闘争が続く中、シリア内のいくつかな地域では「(市民の)生活は続いている」。
それらの地域の一つが、コバーニーから3時間離れたタルトゥス市である。タルトゥス市では、先週オープンした高級ショッピングモールが物議を醸している。
タルトゥス・ショッピングモールの建設には5000万ドルが投資された。
アサド大統領の支持者でさえ、この投資に関してはシリアの指導者に批判的である。国内で一週間に数十人が亡くなっている中、このような投資事業は無駄であるとの考えだ。
ショッピングモールのオープンは10月9日にワーイル・アル=・ハラキー首相によって行われた。
ショッピングモールを非難する国民は、フェイスブック上でコメントしている。何人かのシリア人は「タルトゥス市民の半数もこのショッピングモールで買い物はできない」と述べている。
タルトゥス地域は内戦の影響を大きく受けている所でもある。2010年から現在まで、900万人がこの地域から移住した。18万人が亡くなった。
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:35632 )