PKK、誘拐した村落防衛員を報復「処刑」―ビトリス
2014年10月27日付 Milliyet 紙
ビトリスでの事件に急速な展開!村落防衛員のニハト・チャプラク氏の遺体が電柱に括り付けられ発砲された事件はPKK(クルディスタン労働者党)が行ったという。
9月に誘拐された臨時村落防衛員ニハト・チャプラク氏(38)が昨日、凄惨なかたちで処刑されている状態でみつかった。柱に括り付けられ発砲されたチャプラク氏の処刑はPKKが行った。PKKは自身のウェブサイトで以下のように発表した。
発表では「2014年3月24日にレイラ・アルタンの指揮下で15人の女性の同朋たちが目撃することになったニハト・チャバプという名の防衛員は、この事件のあとも我々のゲリラ勢力に対して襲撃目的でわなを仕掛けるなどの活動を続けていたことから、我々の仲間の手によって10月26日にタトヴァン-ヒザン道において罰せられたのである」と述べられた。
■参謀司令本部も強い反発
参謀司令本部も今朝、この「処刑」にかなり強い反発を示した。発表では、「人間としての行為からかけはなれた事件だ。頭に血が上った人殺しの手によって行われたこの凄惨な事件を強く非難する。死者にアッラーのご慈悲がありますように、ご遺族また全ての村落防衛員の方々、ご愁傷様です」 と述べた。
発表では、テロリストたちによって2014年9月12日に誘拐された村落防衛員ニハト・チャプラク氏がビトリスの中心部に属するゲチトバシュ村の境界にある電柱にくくりつけられたあと、頭部と身体のいくつかの箇所に発砲され、処刑されたとされた。
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:桑迫静香 )
( 記事ID:35696 )