炭鉱犠牲者の子、「ガラタサライの試合があるといえばパパは出てくるよ」
2014年11月03日付 Radikal 紙


カラマン県エルメネキ郡の坑道に閉じ込められた18人の鉱員のうちの一人、メフメト・オズジャン氏の5歳の息子、オメル・アサフ君は、「ガラタサライの試合があるといえばパパは出てくるよ」と話した。

エルメネキ郡で炭鉱に閉じ込められた18人の鉱員のうちの一人であるメフメト・オズジャン氏(35)の親族が炭鉱での救助作業を熱心に見守っている。

オズジャン氏の妻ファトマさん(33)とその子供たちナズィフェさん(12)、ヒュセイン君(11)、オメル・アサフ君(5)の望みは全く失われていない。まだ事件のことがわからないオメル・アサフ君の言動は、聞くものの心を痛ませた。

小さいオメル・アサフ君は周囲へ、ガラタサライの熱狂的ファンである父親について、「ガラタサライの試合があるといえばパパは出てくるよ」と話した。

オメル・アサフ君は、黄と赤(ガラタサイのクラブカラー)のおもちゃと一緒に自分の写真を撮ってSNSで父親に送るようにおじに求めた。

オメル・アサフ君はスリッパで作った「鉱員救助遊び」で父親と他の鉱員たちを助け出し、「坑道で落盤が起きませんように。修復してください。それからみんなが助け出されますように。子供たちのパパたちがおうちに帰れますように」と話した。

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( 翻訳者:鈴木歩実 )
( 記事ID:35752 )