アンタリヤ県のジェミル・トンブル警察局長は、トルコにおけるシリア難民受け入れの通達に、アンタリヤは含まれていないと述べた。また「合法なかたちでアンタリヤにやって来る人々を除き、如何なるシリア難民も受け入れません。」と話した。
■通達は対象外
(シリア難民受け入れに関する)通達が明らかになった後すぐ、関係する省庁に連絡を取り、移住への警告を行ったと話したトンブル氏は、「この通達によると、各県にやって来ているシリア難民に対し、ある書類が与えられています。そして彼らが選挙権・被選挙権を除いた全てのトルコ国民の権利を獲得することになっています。我々は、関係省庁にアンタリヤ県においてこの通達が適用されると、大量の難民流入が起きるであろうと述べ、またそれ故、アンタリヤ県をこの通達の対象外とすることを希望しました」と述べた。
■アンタリヤから退去せよ
(通達の対象外とする)要求が受け入れられたことを強調したトンブル警察局長は、「現在、我々は合法なかたちでアンタリヤ県にやって来た人々を除き、如何なるシリア難民も受け入れておりません。やって来る人々がいれば通達を行い、15日以内にアンタリヤから出て行っていただくよう求めています。それでも出て行かない場合はアンタリヤ市外に立ち去らせるか、或いは直近の難民キャンプに連れて行くことになります」と述べた。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:35801 )