イスタンブルメトロとマルマライ線を結ぶ、アクサライ-イェニカプ間の路線が、アフメト・ダウトオール首相が列席した式典で開通した。ヨーロッパとアジア側の両方にまたがる鉄道交通網をひとつにする路線により、アタテュルク空港-カルタル間が81分に縮小した。カルタル駅から出発すれば、アタテュルク空港まで鉄道で行くことができる。アフメト・ダウトオール首相は、アクサライ-イェニカプ間のメトロにイスタンブルカードをタッチして改札をくぐった。
金角湾メトロ横断橋とイェニカプ駅は、2014年2月15日当時、首相であったレジェプ・タイイプ・エルドアン現大統領の参列の下、開通した。その後本日、イスタンブル鉄道網に、また一つ環状線が加わる。空港、マルマライ線およびハジュオスマン駅につなげるアクサライ-イェニカプ間の路線が、アフメト・ ダウトオール首相の参加した式典で開通する。
■81分に縮小
アクサライ-イェニカプ間の開通により、アタテュルク空港からの旅客が、イェニカプ駅からマルマライ線と乗り継いでカドゥキョイ-カルタル・メトロへと81分でアクセス可能となる。アナトリア側とヨーロッパ側の鉄道網をひとつにつなげるアクサライ-イェニカプ間の路線の開通により、利用者はイェニカプからメトロでタクスィム、レヴェント、メジディイェキョイ、マスラク、ハジュオスマンへ簡単にアクセスできるようになる。700メートルあるアクサライ-イェニカプ間の路線は、アタテュルク空港、バージュラル、バシャクシェヒル、オリンピックスタジアムをイェニカプ駅につなげると同時に、アクサライ、オトガル、空港、マルマライ、イ スタンブル海上バス会社(İDO)の利用客の乗り換え地点にもなる。
■所要時間
アクサライ-イェニカプ間の路線開通により、イスタンブル市民は、カルタル駅からアタテュルク空港に81分で、イェニカプ駅からアタテュルク空港に36分で、 イェニカプ駅からオリンピックスタジアムに39分で、タクスィム駅からアタテュルク空港に43分30秒で、マフマトベイ駅からウスキュダル駅に44分30秒、バシャクシェヒル駅からタクスィム駅に55分30秒、バージュラル駅からメジディイェキョ駅まで41分、ウスキュダル駅からアタテュルク空港に45分で、 バージュラル駅からカドゥキョイ駅まで45分30秒で、アクセスが可能となる。
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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:35825 )