■アブダビ:2015年に水道および電気料金を値上げ
【アブダビ:WAM】
アラブ首長国連邦(UAE)の規制監督局は、アブダビ配電会社(ADDC)とアイン配電会社(AADC)と調整し、アブダビでの水道と電気の新しい料金体系の適用を決定した。開始は2015年1月で、水道や電気の浪費への対処と、使用量の急速な成長の抑制を目的としている。
規制監督局長の代理である、サイフ・サイード・クバイスィー氏は、「天然資源の合理的な使用は、同国の継続的な発展の過程において、基本的な原則の一つだ」また、「水道と電気の料金体系の見直しは、私たちの資源の真の価値に対する意識の向上を促し、同国の望ましい継続的な発展を保持する一助となるであろう」と述べた。
「新しい料金体系は、同国における水や電気の消費の慣習を積極的に変革することを目指す包括的なイニシアチブの一環となる」と主張し、「われわれすべてに適正な消費に対する重要な役割がある。また、たとえ私たちの日々の消費習慣においてわずかな変革であっても、この事柄についてわれわれのすべての力を結集すれば大きな違いを生み出すであろう」と指摘した。
クバイスィー氏はまた、同国では2012年の3月から水道と電気の新しいシステムの請求書を発行していること、そしてこの請求書は、消費者に各自の使用量が理想的な値の範囲内であるか否かを知らせる詳細な情報を提供するものであることを指摘した。
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( 翻訳者:本澤七彩 )
( 記事ID:35862 )