金納兵役制の詳細あきらかに
2014年11月15日付 Milliyet 紙

ダヴトオール首相はオーストラリアで「帰国時に金納兵役についてコメントする」と述べ、その後金納兵役に関する詳細を明らかにし始めた。

ユルマズ国防相は国会の計画予算委員会で議員らの質問に答え、金納兵役についてダヴトオール首相が決定を下すと述べていた。これを受けて注目はダヴトオール首相に移り、首相もオーストラリアで行った会見でこの件についてコメントすることを明らかにし、金納制について大きな需要があると強調していた。

■91万7000人が恩恵

ユルマズ国防相はさらに、金納制の対象年齢が25歳以上とされた場合、91万7000人がこの制度の恩恵を受けるとして、次のように述べた。「もし金納兵役の枠組みを30歳以上に対して認めれば、対象は40万人近くになる。29歳まで下げれば45万人に達する。28歳にした場合53万4000人に達し、27歳では60万人以上となる。26歳では75万人で、25歳であれば、91万7690人つまり100万人近くになる。そのため、ある年齢を言うべきではない。」

■25歳以上の制度利用者は1万7000人

直近の金納兵役の適用には、7万人が30万リラを支払って申請し、政府には21億3000万リラが残った。新たな金納兵役制度の実施について議論されている人数は、2万人前後だ。この数字の通りに申請が行われれば、政府には100億リラが入ることになる。しかしダヴトオール首相の説明の後、政府では、25歳以上の金納兵役の場合申請者は1万7000人前後となるだろうと話された。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:35876 )