サウジアラビア内務省は、大量の麻薬取引の罪で拘束されていたアリ・アフメト・アウルダシュさんの死刑が本日(21日)執行されたと発表した。
国営サウジ通信(SPA)によると、サウジアラビア内務省は、裁判で死刑判決を受けていたアフメト・アウルダシュさん(トルコ国籍)の死刑執行が行われたと明らかにした。
アウルダシュさん(34)は、トルコのハタイ県からサウジラビアに渡り給仕として働いていたが、8年前に拘束され、死刑判決を受けていた。
アウルダシュさんは、2006年に労働目的でサウジアラビア首都リヤドへ渡った。食堂で給仕の仕事を始めたが、暫くして麻薬摘発捜査で逮捕された。リヤド裁判所で裁判が行われ、2008年5月に死刑判決を受けた。
アウルダシュさんの母、ヒンディイェ・アウルダシュさんは、息子は無実であると述べ、トルコ大統領、首相、法務相に救出を嘆願していた。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
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