ヨルダン:観光歳入額の上昇
2014年11月26日付 al-Hayat 紙

■ヨルダンの観光収入、地域の難題にもかかわらず9%上昇

【アンマン:ヌルマ・ナアマート】

ヨルダンのニザール・カターミーン労働相兼観光・遺跡相は、2014年の3分の2が終わった時点で、観光歳入額を示す経済指標で明らかに好ましい変化が見られたと語った。これは、ヨルダン中央銀行発行の公式統計を通した、観光・遺跡省と観光促進評議会の措置による顕著な影響を反映したものである。同統計によれば、今年の1月から9月までの期間におけるヨルダンの観光歳入額は、2013年の同期間の31億ドルよりも9%高い、34億ドルであった。また、在外ヨルダン人の存在にも付言しつつ、この上昇の主要な要因はアラブ湾岸諸国と米国からの観光客の増加であると指摘した。

カターミーン大臣によれば、観光・遺跡省が関係機関と実施した当該分野の措置は、地域の状況が迎えた難題に対する好ましい用意をもたらした。この数年間、楽観主義者の多くは、観光歳入額の維持を望まず、むしろその増加を予想していた。同省は、地域の難題への対応と、それを好機にするための措置と事業を実施し、今年9月までの9カ月間において、2013年の同期間よりも9%高い、観光歳入額の上昇を達成した。

(後略)

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( 翻訳者:伊牟田彬裕 )
( 記事ID:35978 )