政府は、大学生の子供を持つ低所得層にとって喜ばしい一歩を踏み出している。
月額貸与が200リラ(約1万円)と経済状況の厳しい大学生に対し、一度で最大12,000リラ(約61万円)の貸与型奨学金が与えられるという決定が政府広報で公表された。この新たな施策によって、政府は(年間の)奨学金が従来の額の最大5倍まで増額されることを認めた。
■一度で支給
11月18日に発行されたワクフ総局高等教育奨学金規則における変更規定によると、経済的に厳しい学生に対し1度に12,000リラの年支給型奨学金が与えられることとなった。規則第10条に次いで追加された第11条A項では「現在の規則に基づいて支給される奨学金の年間額の5倍以下という条件で、低所得層の学生に年一回の特別教育支援を行うことができる」と定められた。
■奨学金は月額1000リラに達する
現状では、2015年にはワクフ総局が月200リラの貸与型奨学金を付与する予定だ。しかし、その後は今回の調整を受けて従来の5倍までの額が支給される予定であり、その額は月1000リラに達することになる。
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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:36110 )