■エジプト：中国との関係強化を模索

【カイロ：マールシール・ナスル】

エジプトの商業、国際協力、電気、運輸の各大臣は、中国高官との集中協議開催のために北京へ向かった。これは来月最終週に予定されているエジプト大統領の中国訪問の準備である。

ムニール・ファフリー・アブドゥッヌール産業・貿易・中小企業大臣は、今回の訪問はアブドゥルファッターフ大統領の訪問の準備の一環であると説明した。彼によると、同大統領の訪問は重要な意味を持っており、というのも中国はエジプトにとって政治的及び経済的な面における戦略的パートナーである。また、エジプトの大臣らの代表団は、商業、エネルギー、財務大臣らを含む中国の多数の要人に会う予定で、この目的は、再生可能エネルギーを最重要とした、多数の分野における二国間の協力関係の発展について議論するためだと指摘した。大臣らは、伝統的な電力源か新・再生可能エネルギー源かを問わず、多くの発電プラントを訪問する予定である。

アブドゥッヌール大臣は、政府が実施する経済改革を計画するための包括的な考えを示すため、北京のエジプト大使館主催で「エジプトの投資政策と経済状況」と題された投資フォーラムが、多数の中国企業の参加により開催予定であると加えた。そしてそれは、政府による経済改革計画のための包括的なビジョン及び投資環境形成のための最重要となる行動、及び現在と未来を通した最重要機会と投資事業を示すためのものだと述べた。

（後略）

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（ 翻訳者:菊田麻矢 ）
（ 記事ID:36176 )