■アラブ首長国連邦は世界最大の開発援助拠出国
【アブダビ:本紙】
アラブ首長国連邦(UAE)は、「世界最大の政府開発援助(ODA)拠出国」という地位を、経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)から授与された。OECDの最終報告書は、「ODA実績の対国民総所得比から見て、UAEがこの地位に値する」と明言した。同報告書はまた、「この歴史的偉業はこの50年間でどのDAC諸国も実現しなかったことだ」と強調した。
報告書は今日(1月4日)アブダビで発表され、そこでは、UAEの開発援助が、「国連が2013年に(ODAの対国民総所得比の)目標指数として打ち出した0.7%の数値を上回り、1.34%に達した。その額は、198億4000万UAEディルハム(54億ドル)に及ぶ」ことが伝えられた。
シャイフ・マンスール・ビン・ザーイドUAE副首相兼大統領官房相は、UAEが「1971年の建国から、持続可能な国際開発支援や世界各地で発生する災害や危機への人道的対応に貢献してきた。これは、UAEの賢明な指導力の意義を高めた人道的哲学に基づいたものであった。過去数十年にわたり、あらゆる国際開発の会議の場において、UAEの貢献は確固たるものであった。さらに、UAEは何百万もの人々の生活を保障し、世界中の平和と安全保障の柱を強化し、途上国の人々のためにより良い機会と明るい未来を追求してきた」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:36423 )