「『人々の道』紙・編集長の素顔」【各紙朝刊のぞき見】(1)
2014年12月27日付 Jam-e Jam 紙


~あなたは新聞にいくら払ってる? そんなにいくつも新聞を買える?そもそも読む時間なんてある?でも、他の新聞には何が書いてあるのか、きっと知りたいんじゃないかな?そんなあなたに代わって、我らがジャーメジャムは、毎朝、各紙をリサーチし、もっとも興味深い記事をよりすぐり、【各紙朝刊のぞき見】をまとめているんです!~

ケイハーン紙はこう報じている。

クルアーンに定められたキサース刑[同害報復刑]に背いた罪で発行停止となった新聞の編集長が、新たな新聞を創刊する。モハンマド・グーチャーニー同編集長は、IRNA(イラン国営通信)にこう述べた。

「人々の道(ラーヘ・マルドム)」紙が土曜日から刊行される。発行責任者は、アフマド・サッターリーである。 グーチャーニーは、これ以前、「アーセマーン」紙編集長を務めていたが、クルアーンに定められた神の法であるキサース刑を――背教集団である国民戦線[※1]のメンバーの言葉を借りて――《非人間的》と呼んだため、発行停止処分を受けていた。

※1:国民戦線はモサッデグ石油国有化運動に連なる民主化運動の団体。イラン自由運動とともに、イスラーム共和国の国是「法学者の監督」論を否定。

《建設の奉仕者》党[※2]中央評議会においては、グーチャーニーやレイラーズのような人物がメンバーであることが、数ヶ月前、モハンマド・ハーシェミーが同党党員資格、および、同事務局長を辞退する原因となった。

※2:《建設の奉仕者党》は、ラフサンジャーニーが大統領だった時代に、同大統領を支持するために結集した勢力を指す。

[・・・]また、――グーチャーニーが運営する――メフル・ナーメ誌は、数ヶ月前、《建設の奉仕者》党について、同党のリベラリズムは、保守と民主主義を結合しうるものであり、民主主義の道を平坦にするものであると論じていた。

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( 翻訳者:画竜点睛 )
( 記事ID:36448 )