エルドアン大統領、パリのテロに声明「テロの宗教、テロリストの民族はない」
2015年01月08日付 Hurriyet 紙


大統領府は、パリで起きたテロ襲撃を非難し、「パリで起きた種のテロ攻撃や、相違性に対する不寛容、そして嫌悪を表現している人々が引き起こした緊張、宗教と文化の違いなどを理由とした敵対の試みに対し、我々全員の共通の態度を示すことが大きな重要性を持っている」と述べられた。

発表で、「トルコとしてシャルリー・エブド誌のパリの本社で12人の犠牲者と20人の負傷者を引き起こした凶悪な攻撃を厳しく非難している。友人であり同盟国のフランスにこの痛ましい出来事に哀悼の意を表し、攻撃の首謀者が最短期間で逮捕され、司法の手に委ねられることを期待している。これによって、テロの宗教あるいは民族などというものは存在せず、そしていかなる理由をもってしても(テロの宗教、テロの民族というような形で)責任転嫁がされえないことをもう一度強調したい。パリで起きた種のテロ攻撃、相違性に対する不寛容、そして嫌悪の表現が引き起こした緊張、宗教と文化の違いを、敵対を理由とする試みに対し、我々全員の仲間共通の意識を示すことが大きな意味を持つ」と述べた。

■我々はフランス国民の味方である

アフメト・ダヴトオール首相はパリでの襲撃に関してこのように話した。「我々は、トルコ共和国としてその理由が何であろうと、あらゆる種類のテロと暴力に対して最も明らかな、明確な態度をとっている国である。この襲撃もこのテロも最も非難し、そしてこの困難な日にフランス国民の隣にいることをもう一度申し上げたい。いかなる理由も、この種のテロ活動を正当化することは出来ない。この活動が実際上昇しつつある文化的ストレスの領域に、論争の領域に変化を起こすことを防ぐことが必要だ。」

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( 翻訳者:関根綾香 )
( 記事ID:36458 )