フランスの首都パリで今日(11日)行われる反テロ集会に、ヨーロッパ諸国の首脳とともに、アフメト・ダヴトオー首相やアラブ連盟の代表者らも参加する。
アフメト・ダヴトオー首相は、今日パリに向かい有名なユーモア紙、シャルリー・エブドに対して行われた襲撃に関し、「テロへの厳しい非難とフランス市民との結束行進」に参加した。フランス政府からの招待に応じ、フランスに向かうダヴトオール首相は、トルコ市民はフランス市民とともにあるというメッセージを伝え、襲撃はイスラムと関連付けられることはできないと述べる予定だ。
■シャファク・パヴェイ議員も参加
ダヴトオール首相は、病気を理由に金曜日(9日)のカラビュクでの予定と、昨日(10日)のブルサ・ヤロヴァでの予定をキャンセルした後、フランスからの招待に応じ今日(11日)アンタルヤとウスパルタでの予定をキャンセルしてパリで行われる行進に参加するとの決定を下した。フランスの首都パリで行われるこの行進には何十万人もの参加が期待されており、フランスのフランソワ・オランド大統領、マニュエル・ヴァルス首相、イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、イタリアのマッテオ・レンツィ首相、EU欧州委員会のジャン・クロード・ユンケル委員長、アラブ連盟の代表者らとアフリカのムスリムの首脳らも参加する。共和人民党(CHP)を代表してシャファク・パヴェイ議員も集会に出席する。
オランダで前日の夜国民に呼びかけた会見で、フランス議会によって組織された「テロへの厳しい非難とフランス市民との結束」と題する行進を、あらゆる自由と連携を保護するため、あらゆる人々が呼びかけたという。
■5500人の警官が警備
パリでの集会では5500人の警察官が警備に当たることが発表された。ダヴトオール首相は、今日(11日)アンカラから11時にパリに出発し、行進に参加する。ダヴトオール首相はフランスで、「トルコの市民はフランスの市民とともにある」とのメッセージを伝え、テロ行為がイスラムと関連付けられることはできないと述べる予定だ。連帯感を増加させるであろう反対運動に参加するダヴトオール首相は、行進に参加した後ドイツでの交渉のためベルリンに向かう。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:36490 )