CHPのイスタンブル選出国会議員、アイドゥン・アヤイドゥン教授(博士)は、アフメト・ダヴトオール首相がイェシルキョイ地区の土地がシリア正教教会建設のために割り当てられると発言したにもかかわらず、官僚の妨害を防ぐことができなかったと述べ、この件を国会に持ち込んだ。
アヤイドゥン議員は、「こうした非イスラム教徒の人々は、我が国の平等かつ貴重な国民です。したがって遅すぎる善行の実行がどれほどいいことだとしても、シリア正教徒の人びとに教会建設用地提供を恩恵のように見せることは、不公平ですし、格好のいい状況ではありません」と述べた。
文化・観光大臣に答弁を求めた質問主意書の中で、アヤイドゥン氏は次のように発言した。「ダヴトオール首相が共和国史上初めて国の側から教会建設用地提供を発言したにもかかわらず、さらにその用地は2012年当時、同様の目的のためにシリア正教会関係者の申請を受けてイスタンブル広域市から割り当てられていたにもかかわらず、教会計画は長年歴史的建造物高等評議会から承認を得られていませんでした。首相はご存知ないということです!首相、過去にすでに割り当てられていたものを、さも新しいものかのように提案したということでしょうか?当の教会計画に関して歴史的建造物高等評議会に行われた申請が今日までどうして結果が出なかったんでしょうか、理由は何でしょうか?」
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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:36505 )