■ヨルダン：低気圧の一方、102件の価格違反

【アンマン：本紙】

ヨルダンの産業貿易食料供給省のヤナール・バルマーウィー報道官は、ヨルダンで起こった低気圧に対処するために同省が準備した計画が、完璧な方法で適用され、要求通りに進んだことを発表した。また同報道官は、同省が、各市場に対して集中的な検閲を行った結果、水曜日（14日）から、102件の違反を改めたと明らかにした。

そのうち47件は、規定よりも高い価格での販売を行ったガソリン商人だった。同様に、価格の未公表をはじめとした、他の項目に対する残りの違反を分類する中で、多くのパン販売店に対して30件の違反が記録された。

同報道官は、ガソリン商人らによる価格上昇の企てを、悪質で違法な行為と見なした。そして、市民の利益を損ない、一切許されない搾取であり、また市場を混乱させその発展を乱す、この種のいかなる違反も許さないことを強調した。

また、以下のことを指摘した。同省の主幹となる部局は、市民からおよそ160件の苦情を受け付けた。それらの大半は、規定より高い価格でのガソリン販売と、多くのパン屋でピタパンが十分に提供されないことに関してであった。同省はこれらの苦情に迅速に対応し、違反者に対して措置を取った。

同報道官は、官民双方の関係機関との協力、連携は、責任において高度であり、低気圧とそれに伴う問題への対処、同様にパン屋や食料雑貨店、またガソリンや燃料に関する、市民からの多くの要求への対応を成功に導いたと言及した。そして、同省は今月初めから、パン屋への割り当てとして、およそ2万5千トンに及ぶ大量の支給小麦粉を費やした。

同報道官は、低気圧に対処し、食料雑貨店やパン屋に商品への不当なデモが殺到するのを避けたという大きな成功の重要性を強調した。そこでは市場やパン屋が通常通り営業を続け、いかなる必需品の不足も起こらなかった。

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（ 翻訳者:細谷文乃 ）
（ 記事ID:36580 )