ハーメネイー最高指導者「制裁解除のために理想を犠牲にしたりはしない」(2)
2015年01月08日付 Jam-e Jam 紙
イスラーム革命指導者は、ゴムで起きた1356年デイ月19日の出来事の歴史的重要性に再度触れ、「デイ月19日は国内における民衆運動の起点となった。それは、イラン国民を偶像崇拝体制〔※パフラヴィー体制のこと〕との闘争の舞台に引き入れ、ついには圧制をこの国から排除するきっかけとなった日なのである〔‥‥〕」と述べた。
終わることのないアメリカの憎悪と敵意
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はまた、「イラン国民とイスラーム革命に対するアメリカの終わりのない憎悪と敵意の理由は、革命の勝利によって、イランという〔アメリカの外交政策にとって重要な〕戦略的特徴や位置を有する国が、彼らの手から離れてしまったことにあるのだ〔‥‥〕」と付け加え、さらにイラン国民に対する抑圧陣営の敵意が革命後に始まったことに触れ、「敵は悪意と敵意を捨て去るだろう、などと何人も想像するようなことがあってはならない」と強調した。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はこのことについて、さらに「敵を前にして警戒を怠り、彼らを信用するようなことがあれば、敵は好機到来とばかりに自らの目的を国内で追求するようになるだろう。しかし、もし強さをもち、用意を整え、敵のことを知悉していれば、抑圧諸国も敵対的行動から手を引かざるを得なくなるだろう」と続けた。
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( 翻訳者:STFM )
( 記事ID:36611 )