シャムハーニー「シオニストによる先のテロ行為はタクフィール主義者との協力の延長線上」
2015年01月20日付 Iran 紙

 国家安全保障最高評議会書記は、シリア政府の主権を侵害し、クナイトラ地方でヒズブッラーの複数の戦闘員らを殉教せしめたシオニスト体制の行為を非難した上で、「こうした行為は間違いなく、タクフィール主義のテロリストたちとの協力関係の延長線上にあるものだ」と述べた。

 イラン国営通信の報道によると、アリー・シャムハーニー氏はイラクのムハンマド・サーリム・アル=ガバーン内相との会談のなかで、さらに「シオニスト体制によるこうした行為は、同体制の偽りの国境線に緩衝地帯を設けるためならば、テロ集団をも利用しようとするイスラエル政府の為政者たちの考えに、完全に沿ったものだ」と付け加えた。

 同氏は、先のシオニスト体制の行為とアメリカによるテロ組織への武器支援は、「テロとの闘い」における〔アメリカの〕不誠実さを示す一例だとした上で、「これまでの経験が示しているように、抵抗勢力はシオニスト体制によるテロ行為に対して、強烈に、また毅然とした革命的態度で、意中の場所と時間において、応答することになるだろう」と言明した。

 国家安全保障最高評議会の最高指導者代理も務める同氏は、タクフィール主義者〔※ここでは「イスラーム国」を指す〕によるテロとの闘いの前線で、イラク軍とイラク人民部隊が永続的な勝利を収めていることを祝った上で、「この集団に対する一部の地域および地域外の国々による情報面、武器面、資金面での秘密裏の支援にもかかわらず、テロ集団のイラクにおける完全な壊滅と、同国における安全と平穏の確立は、注目すべき速さで進んでいる」と指摘した。

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( 翻訳者:スシネパ・ジュヌピプ )
( 記事ID:36657 )