ディヤルバクルで、反シャルリー・エブド集会に10万人
2015年01月24日付 Radikal 紙


フランスで、預言者ムハンマドの風刺画を発表したためテロの標的となり、風刺画家8人を含む12人が死亡した風刺雑誌シャルリー・エブドは、ディヤルバクルで預言者を愛する者たちのプラットフォームの主催で「預言者ムハンマドに敬意を」という名で行われた抗議集会には、約10万人が参加した。集会で演説を行ったモッラー・オスマン・タイフルは、預言者を攻撃する言葉をやめさせると述べた。

預言者を愛する者たちのプラットフォームが、預言者ムハンマドの風刺画を発表したシャルリー・エブド誌に抗議するため駅前広場で開いた「預言者ムハンマドに敬意を」集会には、周辺の県や郡から訪れた約10万人が参加した。集会への参加を希望する人々は、警察のチェックポイントで一人ずつチェックを受けた後、会場に入れられた。集会には、自由ダウア党(Hü-da Par)のゼケリヤ・ヤプジュオール党首や、ディヤルバクルの周辺の県の宗教学者らも参加した。集会では、シャルリー・エブド誌に反対するスローガンのボードとともに、「我々はクルディスタンのヒズボッラーだ」、「パレスチナのハマースだ」「チェチェンのシェイフ・シャミールだ」、「アメリカのマルコムXだ」、「ジズレのシェイフ・ゼキだ」「シャルリーの悪魔たちは我々の預言者を侮辱するな」、「シャルリーを名乗る者たちに呪いあれ」などのスローガンも掲げられた。

広場の広告板に、人民の民主主義党(HDP)のセラハッティン・デミルタシュ共同党首とフィゲン・ユクセクダー共同党首のプラカードの上に「預言者を愛する者たち」の旗が掲げられた光景が関心を集めた。集会の際正午のアザーンが読まれたため、音楽の放送が10分間中断され、参加者の一部は大通りで集団で礼拝を行った。

集会では、シャルリー・エブド誌に反対するトルコ語とクルド語でスローガンが掲げられ、神を讃える歌が歌われ、神の偉大さが唱えられた。集会の最初の演説は、モッラー・ベシル・シムシェキがクルド語で行い、預言者を愛する者たちの歴史においていかなる時も不信仰に屈することはなかったし、これからも屈しないと述べた。

集会でトルコ語で話したモッラー・オスマン・タイフルは、預言者に戦争をしかけた者は歴史上全て敗北したと述べた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:36698 )