シリア:クルド人が「イスラム国」からアインアラブ近くの村を奪還
2015年01月25日付 al-Hayat 紙


■クルド人がアイン・アラブ近くの村をダーイシュから奪還

【ロンドン:本紙】

クルド人戦闘員らは、シリア北部のトルコ国境近くにあるアイン・アラブ市(コバーニー)近くの村を制圧した。これは4ヶ月前の「イスラーム国」(ダーイシュ)構成員との衝突開始以来、初めてのことである。

昨日(24日)、「シリア人権監視団」は、以下のように述べた。「ここ96時間の間に、バッシャール・アサド政権側の戦闘機とヘリによる、シリアの複数の地域への504回に渡る空爆拡大が確認された。拡大が確認されたのは、シリア北東部のハサカ県から南西にあるクナイトラ県、東部のダイル・ザウル県から西部のラタキア県、北部のアレッポ県から南部のダルアー県への爆撃である」。そして、「この爆撃により、少なくとも157人の市民が死亡、内16人は18歳未満の子供、13人は18歳以上の女性、128人は男性である。加えて約500人が負傷し、内数十人が未だ重体である」と続けた。

また、シリア北部では、政府軍の部隊がアレッポ郊外北部にあるダイル・ジャミール村の地域に対して爆破攻撃を行った。一方、「シリア人権監視団」によれば、イスラーム大隊は自製ミサイルで、アレッポ旧市街の地域に集結していた政府軍部隊及びそれを支持する武装集団に対し爆破攻撃を行った。同監視団はまた、「アーミリーヤ地区で起こった、イスラーム大隊及び戦闘大隊と、シリア政府軍部隊及びそれを支持する武装集団との間の衝突、並びに両者の人的被害状況」に言及した。

(後略)

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( 翻訳者:所巧 )
( 記事ID:36711 )