アラブ株式市場:株価指数の上昇
2015年01月24日付 al-Hayat 紙
カイロ証券取引所(AP)
カイロ証券取引所(AP)

■アラブの多くの証券取引所で利益

【クウェート、ドバイ:本紙】

今週、多くのアラブの株式市場で株価指数が上昇した。株価は10の市場で上昇し、2つの市場では値下がり、また一つの市場では安定した。エジプト市場では3.1%上昇し、パレスチナでは2.2%、オマーンでは1.9%、クウェート、アブダビ、ドバイ、チュニジアでは1%、またモロッコでは0.5%、ヨルダンでは0.3%、レバノンでは0.2%上昇した。同時に、カタールでは1.4%、サウジアラビアでは0.8%下落し、バーレ―ン市場は安定していた。これは、ナショナルバンク・オブ・クウェート(NBK)の週次報告書が示したものである。

また「サハラ・グループ」のアフマド・ムフィード・サーマッラーイー会長は、彼の一週間の分析の中で次のように述べた。

「アラブの株式市場の全体的な業績は先週、出来高、株価、また立ち合いに伴う景気刺激策のレベル面で、量的、質的な変動と不安定を記録した。」

「証券取引所は石油価格下落の継続的なマイナスの影響に苦しんでおり、出回っている多くの株式において新しい価格水準を決定した。一方、アラブ市場の多くが、それを発行する企業の株価に否定的であれ肯定的であれ影響した業績発表の効果は、あまり受けなかった。他方、石油とエネルギーに直接関係する部門は、最近の日々の取引において行使される圧力の主要な源を形成した。」

「実勢価格が投機と投資のための機会であることを考慮すると、取引は、現在の価格水準のもとで利食い売りに直面しており、安定点もしくは新たな出発点には一瞬たりとも至っていないといえる。」

(後略)

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( 翻訳者:本澤七彩 )
( 記事ID:36723 )