
「イエメンはイランの1州とはならない」反フースィー派による抗議
■南部運動はフースィー派との対話を拒否
【サナア、ニューヨーク:本紙】
昨日、数千のイエメン人が、サナア、タイズ、ザマールにおいて、政府の移行プロセスの動きに対するフースィー派の武装集団のクーデターを拒絶する、抗議デモを続けた。またデモ参加者は、フースィー派が、アブドゥラッブフ・マンスール・ハーディー大統領と政府を辞任に追いやり、自宅軟禁したことをうけ、同派といかなる対話を行うことにも反対した。一方、イエメンの国連特使であるジャマール・ビン・ウマル氏は昨日、治安や経済全体を崩壊させる恐れがある政治権力の空白を終わらせる計画への合意に向けて前進した。
ワシントン発のAFP通信の情報によると、アメリカ当局はフースィー派の代表者と接触した。アメリカ国防総省(ペンタゴン)のジョン・カービー報道官によると、「この会談は、イエメンのアル=カーイダ組織についての機密情報共有への合意とは関係ない」という。
同報道官は「政治的混乱を考慮すると、アメリカ政府関係者は政治状況がきわめて流動的かつ複雑なイエメンにおいて、様々な勢力と接触を持っているということができる」と述べた。また同様に「フースィー派にとっても、国外のパートナーや共同体と、自らの意図やこれからとる行動の方法について会談を行う理由が間違いなくあるということができる」と説明した。
(後略)
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( 翻訳者:立松恵 )
( 記事ID:36748 )