イラク:サラーフッディーンの広範な地域を解放
2015年01月30日付 al-Hayat 紙

■サラーフッディーンの広範な地域を解放

【バグダード:ブシュラー・マズファル】

軍と警察、諸部族からなる連合部隊は、「ダーイシュ」(イスラーム国)の武装集団との激しい戦闘の後にラマーディー西部のヒート地区の広範な地域を解放することに成功した。一方、複数の治安情報筋は、バグダード西部のアブー・ガリーブ地区で戦闘が勃発したと強調した。しかし、内務省は後にこれを否定した。

ラマーディーの複数の治安情報筋は、「ヒート地区付近で木曜朝、軍と警察からなる連合部隊とダーイシュの部隊が交戦し、その結果同地区周辺の3つの地域が解放された」と述べ、「これらの地域はジュバ地区、ジャズィーラ地区、ドゥワイリーバ地区である」と明らかにした。

アンバール県の治安情報筋は、「国際有志連合の戦闘機がラマーディー西部のルトゥバ地区において、ダーイシュの偵察拠点2か所を標的として2回の空爆を行った」と伝え、「この2回の空爆により、ダーイシュのメンバー16名が死亡、10名が負傷し、車両2台が破壊された」と付言した。

キルクーク県では、同県の警察の情報筋によれば、「国際有志連合の戦闘機が、キルクーク南西のマクタブ・ハーリド、タッル・ワルド、ラシャード地区、リヤード、ムッラー・アブドゥッラー地域、ムルタカー地区一帯のダーイシュの拠点複数を爆撃した」。同筋は、「爆撃により同組織の隊列から死傷者が出たが、その数はまだわかっていない」と明かした。

(後略)

Tweet


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:36762 )