値段表からメニューまで全て併記に-クルド語キャンペーン宣言
2015年01月30日付 Radikal 紙
民主社会会議(DTK)のハティプ・ディジレ共同代表は、2月21日に始まるキャンペーンで、ついに地域では多言語併記が実施されると発表した。ディジレ共同代表は、「看板から八百屋の値段票、文書、レストランのメニューに至るまで、すべてクルド語が併記されます」と話した。
DTKのハティプ・ディジレ共同代表は、2015年2月21日の国際母語デーからの1年間、広範囲でのクルド語キャンペーンが開始すると告げた。
ディジレ代表はオズギュル・ギュンデム紙の本日(30日)のコラムでキャンペーを呼びかけ、選挙とも結合するこのキャンペーンにより、もはや当地域のすべての活動、文書、メディア発表は多言語でなされると語った。
■看板から領収書、メニューから値段表にいたるまで...
ハティプ・ディジレ共同代表は次のように書いている。
「我々の自治体をはじめとしてすべてのクルディスタンの政党や運動、NGO、民主組織が、自分たちの領域でこのキャンペーンに加わり先導することは、クルド語をはじめ北クルディスタンのすべての言語を我々がどのように守るかの大きな答えになります。
あらゆる我々の組織、さらに個人は、自分なりにこのキャンペーンに参加し、もり上げることができます。例えば我々の自治体では、組織内、あるいは都市の入り口の看板で、二か国語表示を広げることを目的として多くのことを試みました。村の看板には旧名も含めた形で二つの言語で表記され、市民に渡される領収書はトルコ語とクルド語が印字され、自治体の報告書や公示も二つの言語で表記され、すべての市民サービスでもクルド語も使われるといった多くの実効力のある試みがこのキャンペーンに力を与えています。
愛国的な商人の職場を始めとし、すべての職場の名称をこのキャンペーンでクルド語化し、クルド語の名前に変えます。あるいは八百屋の値段表やレストランのメニューを二つの言語で併記するといった試みは解決プロセスの精神をより強め育むでしょう。
また、すべての政党とNGOが、看板を始めとしてメディア発表を二か国語で行うことで、このキャンペーンに意味深い答えを与えることができます。アッシリア人やアラブ人、ムヘルミー族が暮らす地で、これらの市民の言葉が再び日常生活の中で見えるようになることは、市民の間で平和、対話、平等、兄弟愛をより強めるだろうということに我々は疑いをはさみません」
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:36769 )